試験的に取り組みをはじめました
国民民主党滋賀県連では先日の県連幹事会から試験的にペーパーレス化に取り組みはじめました。
これまではレジュメに加え、それぞれの活動報告や参考資料などを添付し、人数分印刷していたのですが、今回は各々パソコンやタブレットスマホをご持参いただいて、事前に共有した電子資料をもとに会議を行いました。
幸い、滋賀県連のメンバーは川端達夫顧問をはじめ電子機器に明るい方ばかりなので、なんの問題もなく進められています!
●apple製品を駆使する川端達夫顧問の記事
ペーパーレス化のメリット
①コストの削減と作業の効率化
ペーパーレス化のメリットは言うまでもなく、紙の利用が減ることによるコストの削減なのですが、印刷してホッチキス止めなどをする手間も省けるので効率化にもつながります。
(個人的にはミスプリが多いので申し訳ない気持ちになることが多々ありました・・・泣)
また、資料を作成する際にも、添付資料へのリンクを埋め込めたり、動画などのファイルへもリンクすることができるので資料の幅が広がり、かつ効率的に資料を作成できるようになります。
②環境保全への貢献
実は日本の紙の消費量は世界でもトップクラスだということをご存知でしょうか。
減少傾向にはあるものの2019年の国民一人当たりの消費量は202.7kgと世界平均の54.6kgを大きく上回っており、まだまだ高い水準にとどまっています。
●国民一人当たりの紙の消費量 出展:日本製紙連合
森林の再生スピードが伐採スピードに追い付いておらず、森林が減少することによる温暖化への影響も懸念されているので、紙の使用を削減することは地球環境の保全にもつながりますね。
国も推進するペーパーレス化
2019年4月から施行されている「働き方改革」の一環としてペーパーレスが提唱されており、「e-文書法」や「電子帳簿保存法」などの法改正が行われました。
これに伴って、以前は紙での保存が義務付けられていた契約書や領収書をスキャンデータや電子文書として保存することが可能になりました。
紙の文書を保存するスペースを確保する必要がなくなるのでオフィスの有効活用や、文書を検索して見つけられるので時短にもつながるなど様々なメリットが見込めそうです。
(資料を探している時間って年間80時間ぐらいになるそうですよ!)
最後に
昨今はテレワークの普及など時代の流れも相まって、電子資料を会議で使用することに抵抗がなくなってきている気がしています。
今後もこのペーパーレス化の流れは加速していくことと思いますが、一方で紙の資料の良さもあったりします。
直接思いついたことと書き込めたり、ペラペラめくっていると思いがけない気づきがあったり、電子資料に比べると長時間読んでいても目が疲れにくかったり・・・等々。
紙の消費量は減らしていくものの、デジタルとアナログのベストミックスを探っていくこともまた大事なことだと感じています!
滋賀県連では引き続き「新しい答え」を求めて、新しい取り組みを続けていきます!