こんにちは!
現在、滋賀県内の大学に通う大学2年の久保田夏菜(くぼた かな)です。
8月から9月の2ヶ月にわたり、かわい昭成議員の下でインターン活動をさせていだたきました。
今回は、そのインターン活動の経験と私の政治・生き方への考えの変化について記事を寄稿させていただきます!
目次
遠い存在だと思っていた議員の世界
私は、この夏、NPO法人ドットジェイピーのインターン活動の一つである、「議員インターンシップ」に挑みました。きっかけは、同じ大学に通う一人の友人に「インターンに興味ない?」という一言でした。
この言葉を聞いたとき、私は正直なところ、興味があまり湧きませんでした。
将来、政治の道に進もうと全く考えていないし、ましてや政治にあまり興味を持っていなかったからです。
そんな私でしたが、インターンについての話を聞くにつれ、友人の強い勧めもあり、何もしないより、少しでも自分を成長させるためにもインターンをやるという覚悟を決めました。
身近な存在だと気が付かされた政治
このインターン活動では、担当の議員の下で、他のインターン生とともに議員事務所での仕事や地域での活動に参加させて頂き、政治や仕事というものについて学ぶことができました。
またこれから生きていくうえで重要なことを吸収できたと感じています。
今回は、私が特に心に残ったことについて3つほどご紹介させていただきます。
① 議員から学んだ政治との向き合い方
皆さんは、政治について、そして議員という仕事についてどうお考えでしょうか?
活動をする以前の私は、政治とは難しくて堅苦しいものだと思っており、全く関心がありませんでした。
また、議員という仕事は具体的にどのような活動をしているのか知りませんでした。
しかし、河井昭成議員の下で活動させていただき、そして実際に議会の様子を見る中で、議員の方は地域と行政のかけ橋の一人であるのだなと感じました。特に、石山駅での駅頭活動に同行した際、河井昭成議員が地域の方とコミュニケーションをとっている場面を何度も拝見しました。
世の中には議員という仕事にマイナスなイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、議員の多くは熱い情熱を持ち、これからの社会をよりよくするために活動をしていらっしゃるのだなと気づかされました。
② 情報の取捨選択の重要性
2つ目は、選挙について、NHKの記者の方とお話をさせていただいたことです。
その時、記者の方から、「若者世代は政治をどう考えているの?」という質問をいただきました。私は、その質問に対し、答えることができませんでした。自分自身政治についてよくわからない部分も多いし、ましてや友人たちと政治のことを話すなどしたことがなく、他の人の考えを知らなかったからです。
また、メディアと若者の関わり方についてもお話をさせていただきました。
私は大学生になり一人暮らしを始めて、テレビを見ることが減り、ニュースといえば、TwitterやLINEのニュース項目から情報を得ていることが多いです。友人も、インターネットやSNSを利用してニュースを知ることが多いように感じます。
その時、議論になったのは、若者はインターネットからのニュース情報に対し、その情報の出典はどこなのか考えている人はほとんどいないということです。
これは非常に怖いことではないでしょうか。世の中にあふれる情報の中から、取捨選択を自分自身で行い、そして得た情報をもとに行動する。そういったことが、できていないということに気づかされました。
私は、記者の方との対談以降、情報の見極めを心掛けています。情報があふれる今日、自分で正しい選択ができる人になれるよう日々の生活の中から訓練していきたいです。
③ 自分の考えを持ち、人に伝える
3つ目は、「未来国会」という企画です。これは、30年後の未来に実現したい社会を想像し、それに基づいた政策を考えていくというものです。
私は、この企画で、30年後の未来に、「子どもたちが、経済状況や居住地域に関係なく、自分の生き方を自ら決めることができる社会」を実現させることを目標に学校の仕組み改革の政策を考えました。
私は自分自身が小学生だった当時、外で思いっきり遊べる環境があまりなかったという印象があります。
その思いを生かし、自分たちのやりたい遊びや勉強を思いっきりできる環境を整えたいと思い、他のインターン生とともに全寮制の学校計画を考えだしました。そして、その思いをうまく伝えるため、根拠のあるデータを用いたり、工夫を凝らしたパワーポイントを作成したりと、この活動に熱中して取り組みました。また、仲間のインターン生とコミュニケーションを密にとり、議論をし続けることもできました。
この経験では、自分たちの問題意識をもとにそこからより良いものを作り出す、そしてそれをうまく人に伝える重要性を強く実感しました。また、仲間を尊重し、より良い関係を築くことができたことに非常に満足しています。
インターンシップから得た経験を生かして
議員のインターン活動を通して、私は、政治は身近な存在であるということを認識させられました。また、自分が社会の中で生きていくうえで重要なことをたくさん学び、一回り成長できたのではないかと考えています。そして、議員インターンシップに参加して、本当によかったと心の底から感じています。
私は、若い世代が、もっと政治・社会に興味・関心を持つべきだと思います。誰か任せにしていては、これからの日本をよい社会にすることはできません。
このインターンで学んだことを生かして、周りの人とさらに世の中について考えていきたいと思います。そして、様々なことに挑戦していきたいです。
ぜひ、皆さんも身近なところから問題意識を持ち、チャレンジ精神を掲げ、一緒により良い社会を作っていきましょう!
最後まで、ご覧いただきありがとうございました!
筆者プロフィール
久保田夏菜(くぼた かな)
2001年生まれ
茨城県水戸市出身
現在、立命館大学食マネジメント学部2回生
2021年8月から9月の2ヶ月にわたり、NPO法人ドットジェイピー「議員インターンシップ」に参加する。