なぜ国民民主党は議席を増やせたのか

kokumin

こんにちは、だーたです。

今回は私が滋賀県連に寄稿致します。

 

私は国民民主党の学生部では恐らく最年長だと思われる26歳です笑

国民民主党の学生部は30歳未満も入会できますので、興味がある方は是非お声がけくださいね。

 

そして齋藤アレックスさん、比例近畿ブロックでの当選おめでとうございます。

国民民主党の一員として存分に力を奮ってください。

よろしくお願いいたします。

 

今回は国民民主党の衆議院議員総選挙の戦いについて振り返りたいと思います。

各種世論調査では改選前議席8議席を維持できるか、という厳しい予想ながら、3議席増の11議席という勝利を収めました。

何故ここまで戦い抜く事が出来たか、その要因について私なりに考察します。

 

またこれからの国民民主党について、課題も指摘させて頂きます。

夏の参議院選挙も近いです。

「勝って兜の緒を締めよ」ではありませんが、代表以下全議員、党員・サポーターで盛り上げていこうではありませんか!

 

激戦の小選挙区の勝利で比例ブロックに集中

まず、国民民主党の戦いを述べる上で欠かせないのは、茨城5区の浅野哲議員、長崎1区の西岡秀子さん前職2つの激戦区を勝ち抜いたことです。

この2人が小選挙区で勝てるかが国民民主党の浮沈を決めると言っても過言ではありませんでした。

特に西岡議員の相手はあの前首相の安倍晋三議員の秘書を勤めた方で、かなりの接戦と言われていました。

この選挙区を勝ち抜く為、国民民主党は玉木雄一郎代表以下幹部クラスが何度も選挙区に入り、応援演説に入りました。

玉木さんら幹部の演説、また浅野さん、西岡さんらの努力もあり、この選挙区で勝利を納め、比例ブロックでの勝負に持ち込む事が出来たのです。

 

ネット戦略の駆使で20代の比例票を掴む。

この衆院選では国民民主党は約250万票の比例票を頂く事が出来ました。

これにより5議席も比例ブロックで当選者を出しましたが、比例票のうち、20代が10%以上占めているという出口調査もあります。

国民民主党は衆院選を戦う上でYouTubeやSNSの発信を行いました。

このネット戦略による訴えが若者に響き、支持を広げるきっかけになったのかもしれません。

実際、国民民主党が街頭演説を行うと、10代、20代の方が必ずといっていいほどいたと玉木代表はYouTubeライブでも語っていました。

 

給料が上がる経済、人づくりこそ国づくりの政策の訴えに一定程度の成果

最後に国民民主党が掲げた衆院選の政策、「給料が上がる経済」「人づくりこそ国づくり」が有権者に響いたのではないでしょうか。

細かい説明は国民民主党のホームページを見て頂きたいので割愛致しますが、名目賃金上昇率が一定程度達成されるまでの長期的・大胆な産業政策、そして教育こそ国づくりに必要という観点から「教育国債」の発行による教育無償化の実現、児童手当の充実など教育政策は他党にはない魅力的な政策でした。

これらの政策が国民民主党の得票に繋がったと考えています。

国民民主党:政策

 

国民民主党の課題

さて、ここまで国民民主党の衆院選での勝利の要因を私なりに考察して参りましたが、一方で国民民主党のこれからの課題も指摘します。

主に2つで、国会運営と参院選に向けての戦い方です。

まず国会運営ですが、議席を伸ばしたと言ってもまだまだ充分とは言えません。

政策実現の為の法案提出などはやはり他党との協力が必要です。

これに関しては既に玉木代表や榛葉幹事長が言及しているように、一旦野党4党で行っていた国対の枠組みから離脱し、全ての政党と等距離、是々非々の姿勢で議論を行うようなので、見守って行きたいと思います。

毎日:国対の枠組みから離脱

 

そして参院選です。

衆院選の総括もこれから行われると思いますが、やはり候補者の数が少なかった事が挙げられると思います。

あともう数名上げることが出来れば比例ブロックで議席を上積みを出来たと思います。

実際今回獲得した比例票では、次回参院選で改選の組織内議員4名の内、半分しか当選させる事が出来ない計算です。

この問題に関しても玉木代表が原則として、参院選の複数区には候補者を立てると言及しました。

まずは他党との候補者調整ありきではなく、いい候補者を立て、有権者に選択肢を与えるという考えは支持できます。

現実、全複数区に立てるという事が出来なくても、一人でも多く立てる事が議席増に繋がります。

毎日:参院選複数区には候補者擁立

 

終わり

以上、衆院選の勝利要因や、これからの課題・展望について私なりの意見を述べました。

これからも国民民主党党員として、党勢拡大に寄与出来ればと思います。

最後に仕事が忙しく会えませんでしたが、玉木代表、榛葉幹事長にまたお会い出来ればと思います。

政治に諦めがあった私にもう一度熱を持たせてくれた二人に感謝して、文を締めくくります。

 

 

 

 

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