【田中知久】大津市議会11月通常会議報告

田中知久大津市議会議員

明日の大津を、あなたとつくる。

令和4年が始まりました

昨年も新型コロナウイルス感染症に翻弄された一年でした。

昨年末には少し落ち着きを取り戻しましたが、新種の株も出てきており油断はできません。

市として、3回目のワクチン接種に向けて取り組んでおります。

皆様方におかれましても、ご自身でできる感染症対策を万全に新年をスタートしてください。

 

今年の干支は「壬寅」

壬寅は「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力にあふれ、華々しく生まれる年になるという年になるようです。

もう少し新型コロナウイルス感染症対策は必要かもしれませんが、ウィズコロナとして新しい生活様式の中、普段の生活を取り戻せる一年になればと思います。

結びに、本年が皆様方にとって実り多き一年となりますことをご祈念申し上げます。

 

 

大津市議会11月通常会議について

11月24日~12月22日までの29日間を審議期間として、11月通常会議が開催されました。

提出された議案は35議案あり、主な議案は以下の通りです。

一般会計補正予算として

  • 新型コロナウイルスワクチンの追加接種を踏まえた事業費
  • 本市独自のひとり親家庭や中小事業者等への給付金にかかる事業費 など

 

議案として

  • 大津市交通安全基本条例
  • 工事請負契約の変更 など

議案第138号「大津市交通安全基本条例」は、令和元年5月に発生した園児お散歩中の痛ましい事故を受けて、交通事故のない安全で安心な地域社会を実現するために、道路交通の安全に関し、市の責務や市民の役割などを明らかにするとともに、市の交通安全施策を総合的、計画的に推進することを定めた条例です。

 

大津市議会11月通常会議における一般質問について

大津市議会 田中知久大津市議会議員 一般質問 11月通常会議

今議会においては、次の点について質問しました。

大津市道路網整備計画策定について

  1. 渋滞解消に向けた取り組みについて
  2. 瀬田地域以外の渋滞について
  3. 関係市町との連携について
  4. 名神高速道路の活用について

このうち名神高速道路の活用については、国道1号は大津市を通過するだけの車両が約4割あり、その車を国道1号以外に振り替えれば渋滞が解消すると思われ、「令和5年度末に完成予定である新名神高速道路開通後の名神高速道路を割引料金、もしくはバイパス化するなど活用できないか?」と質問しました。

執行部からは「国、県及び関係自治体等との関係機関において、幅広く検討が進められるものと考えており、本紙としては、こうした動きを注視していく」との回答でした。

国道1号 大津市 渋滞 名神高速道路

確かに、国道の渋滞は滋賀県渋滞対策会議で議論されるのかもしれませんが、渋滞に悩まされているのは大津市民です。

議論を注視するだけでなく、積極的に訴えていくべきではないかと思います。

 

各種委員会審議について

田中知久大津市議 オンライン会議

教育厚生常任委員会

今回の委員会は、二日間に分けて開催され、初日は「完全オンライン型」で福祉子ども部が所管する、議案審議並びに採決、および所管事務調査報告を行いました。

  • 福祉子ども部:第4次大津市地域福祉計画について
  • 健康保険部:一般不妊・不育症治療費助成事業の拡充について
  • 教育委員会:所管事務調査
    ①「大津市生涯学習推進計画の策定について」
    ②「第四次大津市子ども読書活動推進計画の策定について」

ICT活用対策特別委員会(委員長)

ICT活用対策特別委員会(11月議会) 田中知久 大津市議会

デジタルイノベーション戦略に基づく事業の報告がありました。

  1. マイナンバーカードの利活用について(自治体マイナポイント基盤整備事業)
  2. 広聴の新たな仕組みづくりについて(中間報告)
  3. 前庁ネットワーク無線化と情報ネットワーク再構築について
  4. 投票所における混雑状況表示試験導入の結果について

この中で、2については、平成30年~令和3年度(3年間)に市民相談室・コールセンターに寄せられた問い合わせや「市長への提言箱」の広聴記録データを統合し、受付種別(問い合わせ、要望等)にて分類。
件数は約31万件(問い合わせ30万8千件、提言箱約2千件)に及びます。さらに、問い合わせの細分化を行い、調査結果について報告を受けました。今後はこの分析結果をもとに各部局の事務事業へ反映させ、市民サービスの向上に努めます。

 

政策検討会議(歯と口腔の健康づくり)

田中知久大津市議会議員

市議会が主体的に政策立案や議会改革を進めるために、各会派から1名以上が参加する政策検討会議を開き、大津市の抱える課題を解決しようとしています。

この取り組みは議員任期4年間を通して議会が行う「大津市議会ミッションロードマップ(議会版実行計画)」のもと実行されていますが、2015年大津市議会が全国で初めて取り組みました。

現在は「ミッションロードマップ2019」のもと、次の4つの政策検討会議が行われています。

  • 公文書管理のあり方
  • 若者の議会への関心と投票率の向上の仕組みづくり
  • 議員提案条例や議会からの提案内容の検証手法構築
  • 歯と口腔の健康づくり

12月15日に3回目の会議が開催され、県で先に条例かされている「滋賀県歯及び口腔の健康づくり推進に関する条例」をもとに議論を行いました。

 

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