秘書散歩久しぶりの投稿します!秘書Yです!
総本山三井寺・ギャルリーオー主催
「五代目大津絵師 高橋松山展 一陽来復 大津絵と動物たち」に行ってきました!
大津絵が展示されていたのは三井寺の桃山時代を代表する名建築、本堂・国宝の金堂です。
大津絵だけでなく尊像も観ることができ、期間限定で歴史やいろいろなものをみて感じることができるイベントです!是非皆様も立ち寄ってみてください!
今回は大津絵と、南無太子像(聖徳太子像)について紹介していこうと思います!
最後までお付き合いください<(_ _)>
大門(仁王門)
重要文化財 室町時代(宝徳四年 1452)
三間一戸楼門 入母屋造 桧皮葺
開催場所 総本山三井寺金堂
開催日時:令和4年3/19(土)~5/8(日)
三井寺入山時間:8:00~17:00(最終入山16:30)
お問合せ先:ギャルリーオー 080-5706-2331
詳細はこちらから↓
https://reserva.be/gallery2021/about
ギャルリーオーさんのFacebookでも詳細等を閲覧できます!
https://www.facebook.com/a.galleryo/
大津絵とは
まずは、大津絵のことを少しお話します!
寛永年間(1624-1644年)のころに仏画として描かれ始め、当初は信仰の一環として描かれたものだったが、やがて世俗画へと変化していきました。
仏画・風刺画・武者絵・美人画・鳥獣画など画題が豊富で、当時東海道を旅する、旅人たちの間の土産物・護符として知られており、現在に至っては、コミカルな部分も年月が経つにつれて取り入れられ、ピカソやシーボルトも注目を集め、海外でも人気のある絵です!
色については、おおむね墨、丹(赤系)、黄土、緑、胡粉(白)、弁柄等に限定して使用するところにその特徴があります。
個人的にオレンジっぽく見える、朱色がとても好きで、和紙を使って顔料で描くものなので、白色もきれいな白なんです!、色合いをみていくのも大津絵を楽しめる一つです!
その和紙なのですが、縦長の紙は、和紙を2枚つなげて縦長にしている昔ながらの手法で、よく見ると真ん中に横線が入っています!その縦長の絵も展示しているので探してみてください!
五代目大津絵師 高橋松山展
では。今回開催されている5代目高橋松山展写真とともに、紹介していきます!
※写真撮影は禁止となっております。今回許可を得て撮影をさせてもらいました。
五代目高橋松山さんの新作が多く並び、現代風なコミカルに仕上がっている作品も多いので、大人から子供まで親しめる絵が多く、ご家族やカップルでも楽しめます!
壁掛け下段に寄せ書き十種があり、大津絵を代表するキャラクターたちが集まった絵もあり、かっこいいからかわいい,渋い!まで、様々なジャンルのキャラクターたちを楽しんでください!
絵の横に解説もしてあり、ひとつひとつに意味があり、合わせて観ることができます。また、絵の描き方、タッチだけでなく動物たちの表情を観ていくのも楽しめます(^^♪
写真では伝わらない、三井寺金堂の中での大津絵展鑑賞、これは是非体全体で感じてほしいところです!
五代目の新作だけでなく先代の四代目のオリジナルの座った鬼の絵や、四代目の図柄目を五代目が描き下ろした作品もあります!
今回のイベントはコラボの連撃です!楽しみ方が様々あるので自分なりの楽しみ方を見つけてみてください!
入場料は三井寺入山料の大人600円のみで入ることができます!
お車でお越しの方は駐車場代500円別途かかります!詳しくはこちらの三井寺のホームページをご覧ください!
http://www.shiga-miidera.or.jp/
聖徳太子立像
大津絵展を観に行った先にミュージアム鳳翔館の開館20周年を記念した特別展 世界遺産・平等院(京都府宇治市)で
没後1400年目で初公開(昨年4月)
された「南無仏太子像」(二歳像)が展示されていました。
2歳の春に東方に向かって合唱し南無仏と申され、その掌の中より仏舎利が零れ落ちたとの伝承を表現。上半身裸形、両手を腕前で合唱し、下半身には緋色の裳を着ける尊像です。
海を渡ってやって来た制度や技術、仏教を広めた聖徳太子。近畿にはゆかりの地が点在しているのだが、
滋賀県には聖徳太子の開基と伝わる寺院が27もあり、全国一位である。特に東近江地域に太子伝説が色濃く残っており、ゆかりがある建造物があるので、興味がある方はしらべてみてはいかがでしょうか!
少し話が反れてしまいましたが、二歳で南無仏と唱えるって、もう神様の使い、もしくは神じゃないですか、、、
しかし当時2歳の像なので、凛々しさもあるのですが、愛おしさも感じました。
その他の仏像も多数あり、じっくり見て回りたかったのですが、時間が無くてしっかり見ることが出来ませんでした・・・(´;ω;`)
期間限定で展示されているので、三井寺の建造物、また、金堂に展示されている大津絵、仏像全部あわせて楽しんでみてください!
まとめ
訪問した日は小雨が降っており、天気が良くなかったのですが、雨のにおいと金堂の中の木のにおいがマッチして気分もフレッシュできたように感じます!(仕事中なんですが…)
三井寺は桜の名所でもあるので、もう少し待って暖かくなれば、桜を見ながら三井寺参拝ができます!小さい時からよく三井寺の桜を見に行っていて、三井寺の桜は好きです!おすすめです!
夜のライトアップもしているので調べてみてください!近くの疎水でも桜が見れるので是非!
今年は特に気温が低かったので、気温がぐっと上がった頃の桜が楽しみですね!🌸
コロナが終息していればお花見しながらみんなとお酒を飲みたいものです。。みんなで乗り越えましょう!
いやあ~でも、僕京都も大好きなんですが、京都に負けていないくらい歴史があって、素敵な建造物、場所があるので是非県外の方も、地元の人でもしらない人には知ってほしいです!滋賀も魅力的なところはいっぱいありますよって!(笑)
では!今回インターンで来てきてくれていた子が三井寺の写真を撮ってくれたので、それを公開にして終わりにします!
金堂
国宝 桃山時代(慶長四年 1599)
正面七間 側面七間 一重 入母屋造
向拝一間 桧皮葺
鐘楼(三井晩鐘)
重要文化財 桃山時代(慶長七年 1602)
・正面一間 側面二間 一重 切妻造 桧皮葺)
三十塔
・重要文化財 室町時代
・三間三重塔婆 本瓦葺
以上です!最後まで見ていただきありがとうございました!
皆さま季節の変わり目含めご体調お気を付けください。