令和4年度が始まりました。
私の市議会議員としての任期も最終年となりました。
与えていただいた職責を果たすべく、日々精進しながら今年度も頑張ってまいります。
私の活動の原動力は皆様方の声です。
ご意見・ご要望等ございましたら、些細なことでも構いませんのでお聞かせ下さい。
よろしくお願い申し上げます。
目次
2月通常議会について
2月21日~3月25日に令和4年度の予算審議を主な議題とした2月通常会議が開催されました。
また、同時期に発生したロシアによるウクライナ侵攻に対する非難決議を3月3日に全会一致で可決するとともに、市民の皆様方不安を与えることとなった、地方独立行政法人私立大津市民病院に対して、市民のためにあるべき医療提供体制の確保を求める決議を議会最終日に可決しました。
令和4年度予算編成の方針 『夢があふれるまち大津』の実現に向けた予算
財政規律の財政構造の変化への適切な対応の両立~大津市行政改革プラン2022の取り組みの推進~
◎一般会計 総額 1,246億40百万円
一般財源ベース 736億76百万円
◎特別会計[8会計] 731億36百万円
◎企業会計[3会計] 317億90百万円
12会計総額 2,295億66百万円
テーマ別:当初予算3つのポイント(主なもの)
◎新型コロナウイルス感染症対策
・感染症予防対策の強化
(継続)新型コロナウイルスワクチン接種対策事業
・生活支援
(継続)キャッシュレス決済ポイント還元事業
・事業者等支援
(継続)生産性革命推進事業支援補助金
(新規)創業促進補助金
◎時代の変化に沿った取組
・活力ある地域づくりの推進
(継続)新生児党特別低額給付金
(新規)若者層の転入促進事業
(充実)結婚新生活支援事業補助金
・デジタル化への対応
(新規)DX推進に向けた外部人材の活用
(新規)自治会ふれあいネット導入支援
・グリーン社会の推進
(新規)公共施設への省エネ・創エネ設備の導入検討
(新規)フードロス対策(学校給食の残食削減)
大津市総合計画第2期実行計画リーディングプロジェクト
・子育て支援
1.安心して子育て出来る支援の充実
(充実)不育症検査費用助成
(充実)子ども発達相談
2.豊かな心と健やかな体を育む環境づくり
(充実)東部子ども療育センターの拡張整備
(充実)比叡すこやか相談所の移転
3.社会全体で子どもの育ちを支え、支援する体制づくり
(充実)子どもの居場所づくり実施(2か所→3か所)
・学びの環境づくり
1.将来の夢を広げ次代を生き抜く力を育む
(新規)子どものスポーツ推進
(充実)学校図書館の充実(蔵書管理システムの更新、学校司書の配置など)
(充実)不登校対策・教育相談の充実(教育支援ルームの機能拡充など)
2.特色ある学校づくりの推進
(充実)学校夢づくりプロジェクト
(充実)小中学校の施設改修(長寿命化改良、トイレ改修)
3.生涯にわたる学びの推進
(新規)移転図書館の更新
魅力発信とにぎわいづくり
1.大津湖岸なぎさ公園周辺等のにぎわい創出
(新規)なぎさ公園にぎわい拠点形成の基盤整備検討調査
2.人が集まる仕組み構築
(新規)ビワイチプロモーション
3.人・物が盛んに行き交う道路網の整備
(新規)新名神SIC・SA利活用による地域活性化
・健康長寿
1.地域で支える超高齢社会の形成
(充実)地域包括支援センターの機能強化(休日開設、新設など)
2.介護サービスの充実と医療提供体制の整備
(充実)医療確保対策
(継続)市立大津市民病院運営費負担金
3.健康寿命の延伸
(新規)民間企業との連携によるがん対策の推進
(新規)フレイル予防
・暮らし安心
1.協働のまちづくりの推進
(新規)次世代まちづくり事業(高校生主体のまちづくり活動)
(新規)生活安全ポータルサイトの開設(交通安全、防犯情報の提供など)
2.防災対策の充実
(新規)避難行動要支援者に対する個別避難計画策定
(充実)消防団員の処遇改善
(新規)北消防署特別救助隊の整備
3.生活を支える地域交通の確保
(新規)交通安全対策(自転車の安全利用等の促進、高齢者に対する後付け安全運転支援
装置の購入補助、ガードレールの設置など)
4.広報・広聴の新たな仕組みづくり
(新規)消費生活オンライン相談・啓発
2月通常会議一般質問
今議会においては、市道における街路樹根上り対策について、次の4点を質問しました。
1.市内における街路樹根上り箇所について
2.街路樹の根上り箇所の修繕計画について
3.樹齢の古い街路樹について
4.根上り対策をされた街路樹について
執行部からの答弁としては、市内に根上りの認められる街路樹は192箇所あり、根上りが著しい箇所、歩行者の通行が多い路線また通学路を優先して修繕しているとのことでした。
また、修繕した街路樹についてはデータを蓄積し、適宜必要な対策が取れるようにしているとの回答を得ました。
「大津保健医療圏域における市民病院の役割」~地方独立行政法人市立大津市民病院~
3月23日に教育厚生常任委員会が開かれ、地方独立行政法人市立大津市民病院について報告がありました。
診療体制の市の見解としては次の通りです。
①診療科のヒアリング意義や目的が院内で共有されていないことで、理事長・院長と診療科が意見の対立に陥ってしまった可能性がある。
②市民病院に対して具体的な診療体制を早急に示すとともに、医療資源の選択と集中による柔軟な診療体制の構築についても検討の必要がある。
なお病院設置者である大津市は、全力で法人による病院運営の立て直しを後押しすることを説明しました。
地域医療構想の中で市民病院を今後どのような形で運営していくべきなのかしっかりと議論して参ります。
地域の声を市政に反映させてまいります。
私の活動の原動力は皆様方の声です。
地域でのお困りごと、大津市へのご意見、ご要望などございましたら些細なことでも構いません。
田中までお聞かせください。