目次
子育てのミカタ
男女ともに子育てと仕事を両立できる環境をつくります
【市議会で取り組んできた事例】
〇保育施設・学童保育施設の増設
〇保育士確保に向けた処遇改善など
【現状と課題】
出生率の低下に反比例するように、共働き世帯は増加しています。
そして、核家族化が進んでいることもあり、保育ニーズは依然として高い状態にあります。
男女とも安心して働き、子どもを健やかに育てていくためには、質・量ともに充実した保育サービスの提供が必要です。
▼滋賀県内待機児童数推移(滋賀県HPより)
【今後の取り組みポイント】
■保育所・学童保育施設の待機児童および保留児童問題を解消
■2歳までしか預けられない小規模保育所を退園した後の受入れ保育所を拡充
教育のミカタ
安心して子どもを学校に送り出せる環境をつくります
【市議会で取り組んできた事例】
〇中学校給食の実施
〇グリーンベルト(通学用歩道)の整備など
【現状と課題】
草津市の学校教育は、英語学習やICT機器を活用した学習について先駆的な取組みをしており、他市からも視察にくるほどの評価を得ています。
一方で、不登校やいじめなどの問題は解消される傾向にありません。
また、通学路の安全性もまだまだ高いとは言えない状態にある地域が多々あります。
子どもを安心して学校に送り出し、自分も仕事に集中できる環境をつくるためには、学校の先生が児童生徒としっかり向き合える時間を作ることや、通学路の安全性を高めていく必要があります。
▼草津市小中学校いじめ状況(滋賀県HPより)
【今後の取り組みポイント】
■子どもの変化にきめ細やかな対応ができる時間を生む、教職員の負担軽減
■通学路における危険ポイントをハード・ソフトの両面で対策
健康・福祉のミカタ
健康に長生きできるまちをつくります
【市議会で取り組んできた事例】
〇生涯現役地域づくり事業の促進
〇地域包括ケアシステムの確立など
【現状と課題】
草津市は県内トップクラスの「健康長寿のまち」です。
しかし、介護が必要な高齢者が年々増加していることもまた事実です。
令和3年3月末時点で、草津市内の高齢者のうち16.8%の方が要支援・要介護と認定されています。
「いつまでも草津市に住み続けたい」と思っていただくためには、自身や家族の健康を維持しやすい環境整備や、いざという時に地域での医療・介護サービスが充実していなければなりません。
そして、人生100年時代を迎えたいま、高齢者が活躍できる機会を増やし、高齢者の暮らしを支える取組みがますます重要となります。
【今後の取り組みポイン】
■高齢者の就労支援・充実
■生涯スポーツの促進、文化芸術活動の促進
安全安心のミカタ
安心して安眠できる、安全なまちをつくります
【市議会で取り組んできた事例】
〇防犯カメラの増設
〇雨水排水能力向上の促進など
【現状と課題】
草津市は、滋賀県における商工業の中心的存在として発展し続けている魅力あるまちです。
しかし、防犯や防災の観点では課題もあります。
県警や行政の取り組み、地域の皆様のご協力等によって犯罪認知件数は減少し続けていますが、県内各市町と比較すると、犯罪率はワースト3から抜け出せていません。
また、災害対策についても、人口に対して避難所が不足していることや、豪雨による浸水被害への対策が十分でないことが指摘されており、市民からも不安の声をお聴きしています。
日常生活を平穏に送るためには「安全安心」という土台をしっかりと固めていくことが必要不可欠です。
▼草津市内洪水・内水ハザードマップ(草津市HPより)
【今後の取り組みポイント】
■路上犯罪の抑止力強化、詐欺被害の防止
■雨水管渠の整備促進や、官民連携の避難所の設置
産業・交通のミカタ
快適で便利なまちをつくります
【市議会で取り組んできた事例】
〇交通空白地を解消するための「まめバス」路線の増加や「まめタク」の開始
〇駅前自転車駐車場の整備
〇小規模事業者に対する資金面の支援など
【現状と課題】
草津市は、人やモノが集まりやすい地の利を生かし、発展し続けています。
人口は増え続け工場建設用地の取得に関する問い合わせも後を絶ちません。
ただ、人口増による負の側面として「通勤時の交通渋滞の酷さ」について多くの働く仲間や地域住民の方々からお声をいただいています。
また、工場誘致についてもニーズに応えるだけの用地が無く、更なる発展の機会を逃しています。
これらの問題については、通勤ストレスの緩和や円滑な物流、産業振興、雇用の創出を進める上で改善する必要があります。
▼草津市産業振興計画の策定についての概要説明(草津市HPより)
【今後の取り組みポイント】
■公共交通網の整備・拡充および利用促進
■遊休市有地を活用した企業誘致の促進など